キュピル
「いや、このタイトル意味分らないし。少なくとも俺の島じゃノーカンだから。」
キュピルの言う島とは一体何処の島か。
おっと、こんばんは。
今回もタイトルがカオスですが・・・そんなことよりも
長い間ずっと(練習中)ついていて放置されていたこのタイトルがついに更新された。
思い返せばこのタイトル自体が作られたのは今からおよそ四年前。おかしいだろ。
四年間ずっと下半身練習してたのかよ!!
しもいやつだ・・・。
(勿論、下半身ずっと練習していた訳じゃないのですが・・・。
さてさて、今回の内容はタイトルを見て分る通り主に下半身の構図に関するお話。
思い返してみればこれまで下半身までしっかり書いた絵は恐らく両手、下手すれば片手で数えられる程度しか書いた事がない。
それほどまでに下半身。とくに腰から太ももにかけての部分が全くと言って良い程描けなかった。
ちょっとでも斜め向いたり角度がつこうものなら途端に腰が複雑骨折(重症
レミリア
「あのさー・・・あんまり言いたくはないんだけど・・・前回私に過激な事させたあの絵は?しっかり下半身かけているように見えるけど?」
あー・・・。実はこんな事言うのもあれ何ですが・・・実はあれ本当に偶然です。
自分でも良く分らない書き方しているうちに偶然凄い良い体勢が出来あがってしまって、恐らく今もう一度描けって言われても何も見ずに描いたら確実に複雑骨折した絵が出来あがると思います。
レミリア
「気が付いたらあんな体勢をしている絵が出来たってそれ重症じゃないかしら。
それは言うなベネット。
まぁ、その後色んな絵を描いてみましたがやはりどうしても下半身が描けず何度チャレンジしても駄目だったので今回真面目に構図の勉強をしてみよう!っという訳で・・・。
ただ、これまでの経験から頭・上半身・下半身と切り分けて考えて描いていると破綻しやすくなるっていう事が分っているので
下半身だけでなく全身絵を描いて行こうと思います。
レミリア
「その時点でもうタイトル詐欺確定ね。」
本当のタイトルは「全身が襲い掛かってきた!コマンド>骨?骨?骨?」です。
レミリア
「(全身が襲い掛かってきたとか気色悪・・・。)」
五月蠅い。
っというわけで、さっそく全身絵を描いてみました。とりあえず一番上手く出来あがった絵をup。
馬鹿みたいにでけぇ。
1画面に収まりきらない可能性があるので縮小版もup
オードソックスに真正面。
この構図は実際の人間の構図っというよりは二次絵人間の構図が中心となっています。
日記1〜15辺りの序盤の構図勉強は実際の人間の構図だったので、二次絵人間の構図は今回が初挑戦だったかもしれませんね。
まぁ、見て分る通りアニメ系の人間は大体4頭身〜6頭身です。
4頭身は子供で6頭身は大人って感じです。実際の人間は7〜8頭身ですがそこまでくると逆に二次特有の可愛さが失われてしまいます。
ただ・・・う〜ん。4頭身も何だか微妙な気もするけど、でも一番しっくり来たのが4頭身だし・・うーむ。
琶月とかキューとかレミリアとかは4頭身がベストでしょう。キュピルやルイは6頭身辺りかな。まだ一度も描いていないけどヘルとかテルミットは7頭身になるでしょう。
ジェスター
「私はー?」
3頭身・・・?
ファン
「僕はどうなんでしょうか?」
例外の中の例外だが、あえて言うなら8頭身くらいにはなっちゃうのではないか。だって頭小さいし。
と、とりあえずその辺はケースバイケースで!
何頭身になるにしても構図の変化は殆どありません。
全身の真ん中が腰、頭の真ん中が目(髪描くと真ん中より下に見える)、脚の真ん中が膝、腕の真ん中が肘。
あとはそれに合わせて線を長くするだけで自在に頭身を変える事が出来る・・・はずです。
構図を描くに当たって最も苦戦した場所はやっぱり腰です。お尻は骨盤がありますので横腹からお尻にかけて横に膨らみます。
これは大人になればなるほど顕著に現れます。
逆に言うとこの膨らみが小さければ小さいほど幼児体型になると言う訳です。
グラマーな体系を出したければここのふくらみは大きく。幼児体型にしたければあまり膨らませずって感じです。
(が、グラマー体系にする場合多きく膨らませ過ぎるとお尻が大きくなり格好がつかなくなるのでグラマー体系の方が難しいと言われています。)
この膨らませる部分がとにかく私は苦手です。
なんというか膨らみ、ようはお尻までは大体描けるのですがそこから太ももにかけて上手く描けません。
基本的にはお尻から太ももへ移る線は一直線でいいのですが、ここは大腿四頭筋がありますから多少膨らませないと違和感が生じます。
何かそこまで実際の体のつくりに沿ってに描いたら二次絵じゃなくてリアル系人間になるんじゃね?って思われるかもしれませんが
二次絵だから大丈夫だよねーって思って一直線に描いたら驚くほど違和感があり正直びっくりしました。驚いたぞぉ!
足の付け根から膝まで若干の膨らみを持たせながら線を描きます。膝を描いたら足首まで僅かに膨らみを持たせながら描きます。太ももと脹脛の筋肉は分れていますからね。これも一直線に描くと言葉通り棒人間っぽくなってしまいます。
で、足首と足を描く訳ですが・・・。
うおぉぉぉ!!足!足かけねええええええ!!
・・・・。
殆ど足描かないし今回は簡易的でいいや(妥協
現状、まだあまり足を描くシーンは少なさそうなので・・・ここは一旦放置。
タイトル詐欺とか言わないで。
ちなみに上の絵から補助線を取り除いた絵はこちら。
肘のラインとかその辺残っちゃってるのはシートがずれてしまって・・・ちょっと勘弁してください。
まぁ、この状態から服とか髪とか描き始めるのが妥当でしょう。
構図を描く時上で述べた事をしっかり守ればどの角度からでもきちんと描けるはずです。
カメラを腰に持って行った斜め絵も描いてみたのでどうぞ。こっちは何も見ないで描きました。
例によってでかすぎるので縮小版も。
字くっそ汚い。縮小時に描いたからだ。いや、それでも元から超汚いんですが。
基本的な人体構図のルールは一緒です。全身の半分の所に腰。腕と脚の間に肘と膝。顔の真ん中が目。
後は角度に応じて補助線に立体感を持たせればイメージしやすくなると思います。
プロになるとここまでしっかり補助線を描きこまなくてもスラスラ描けちゃうそうですが、本当に初心者のうちはガッツリ立体感ある補助線を描きこんだ方がいい気はします。
頭の中で3D映像を浮かばせるにはある程度の経験が必要ですし、イメージした物を線にするのは慣れが要ります。
イメージしたいたものと全然違う・・・。描いてみたけど破綻している・・・。そんな事にならないためにも慣れるまでしっかり補助線入れる。それが上達の道だと教わりました。
ちなみに、例によって腰と股間で大苦戦しています。ほんと、どう描けばいいの・・・。
まぁ股間は裸でない限りしっかり書きこむ必要性はないと思うので大まかな形でいいとは思うのですが腰はそうはいかないので困った。
恐らく腰からお尻に描けてもう少し膨らんでもよかったかもしれない。
何か向きの割には・・・ん?でもこのぐらいがちょうど良いようにもみえるし・・・・うぐぐぐ。経験と慣れが足りない!
キュピル
「練習あるのみだな。」
その通りですね。
とりあえずこれ以上言う事はないので最後に補助線失くした絵を投下。
1枚目と違って補助線なくなると微妙に体がどう向いているのか分らなくなってしまいますね。原因はやはり腰か・・・。
実際は服と色塗りで方向感とかカバー出来ると思うのですが、元が狂っていれば服も自然と狂いだすのであれですね・・・。
とにかく裸絵を描き続けて体のつくりをしっかり覚えるしかない!!」
レミリア
「ビクッ」
お譲、流石にそれは自意識過剰。
・・・・。
後はもう描き続けるしかないですね。
ここ最近良い線画が描けないでいるのは間違いなくこういった構図の勉強をしていないからだと思います。基本やルールをしっかり知っていなければいくら描き続けても上達しないのは明らか。
しっかり構図の勉強を続けて行こうと思います。
キュピル
「構図の練習はどのくらい続けるつもりだ?」
安定するまでですかね。色んな角度・体系・ポーズを描いてみない事には分らないので・・・。
キュピル
「いつか安定してジェスターのひとり言漫画版が出来ればいいな。」
本当にその通りです。小説のシーズンにもよるのですが戦闘シーンも勿論あるので色んな動きが描けないとやはりお話にならないので・・・。頑張って行きましょう。
しかし前回公開した構図とまたえらい変わったなぁ・・・。
↓前回の構図
これと比べると立体感が大幅にアップしましたね。いかに立体をイメージ出来る事が重要か思い知らされる一枚。
と言う訳で今回はこの辺りでお開きにしましょう。
それではまた次回まで御機嫌よう〜。
キュピル
「(今日は意外とまともな回だったな・・・。)」